86 SOCIETY、2012年度の峠マイスターを決定

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86 SOCIETY、2012年度の峠マイスターを決定
  • 86 SOCIETY、2012年度の峠マイスターを決定
  • 峠マイスターの〈IMUさん〉(左)とトヨタマーケティングジャパンの喜馬克治さん(右)
  • 峠マイスターの〈suさん〉(左)とトヨタマーケティングジャパンの喜馬克治さん(右)

トヨタが昨年から推し進めているスポーツカーカルチャー推進構想。その一環としておこなわれている86ソサエティのリッジクエストで、86か所の峠すべてを制覇した「峠マイスター」2名が認定された。

86 SOCIETYはスポーツカーファンと86オーナーたち3500人以上が登録するインターネット上のファンサイト。そのファンサイトのなかでベスト86の峠を選ぶための投票が行われた。峠はスポーツカーを楽しむために必要不可欠な要素というわけだ。

2012年度のベスト86峠の選び方は、あらかじめ事務局側がノミネートした120か所の峠のなかから、86 SOCIETYの登録者がベストと思う峠を投票し上位86か所を選ぶという方式であった。そして、この86か所の峠すべてを走りに行った2名の86 SOCIETYメンバーが、栄えある「峠マイスター」として認定された。

ハンドルネームでsuさんとIMUさんと名乗るの2名の「峠マイスター」は名古屋の同じ会社に勤務する46歳と50歳。86か所の峠は8月には選出されたがsuさんが挑戦をはじめたのは10月からで約2か月で制覇、IMUさんは選出後1週間経ってからのスタートで約3か月半で86か所の峠を制覇したという。認定書授与式のあとIMUさんは「土日の休み48時間でしか走れないので、平日の夜はその計画を立てるの費やしました。3.5か月は休みなしです」と当時を振り返った。休みなしを強調してはいたが、その話をするときの表情はこのうえない笑顔だった。

2013年度も86か所の峠を選ぶイベントは引き続き行われる。2013年度は昨年の120か所に加えてメンバーが選んだ31か所がプラスされ全151か所から86か所を選ぶ。投票権はメンバー1名につき1票だが、今回選出された2名の峠マイスターにはそれぞれ5票の権利が与えられた。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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