アストンマーチン、イタリア投資会社とパートナーシップ契約を正式締結…新たな筆頭株主に

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アストンマーチン ラピード S
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英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーチンは5月1日、イタリアの投資会社のインベストインダストリアル社との間で、パートナーシップ契約を正式に締結した。

両社は2012年12月、インベストインダストリアル社がアストンマーチンの株式の37.5%を取得することで合意。インベストインダストリアル社が、アストンマーチンの新たな筆頭株主になることが決定していた。

アストンマーチンは今回、インベストインダストリアル社との間でパートナーシップ契約を正式締結。インベストインダストリアル社はアストンマーチンに、1億5000万ポンド(約230億円)を出資。アストンマーチンはこの資金の大半を、今後5年間の新車開発や新技術の開発に充当する計画。

これまでアストンマーチンは、中東クウェートの投資会社、インベストメントダール社が、全株式の64%を所有する筆頭株主だった。なお、筆頭株主は代わっても、インベストメントダール社は、引き続きアストンマーチンの株式を保有。インベストインダストリアル社とともに、アストンマーチンの成長戦略を支えていく。

新たな筆頭株主となったインベストインダストリアル社は2012年4月、アウディにイタリアの高級二輪メーカー、ドゥカティの株式を売却したことで知られる。

《森脇稔》

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