アウディ、メキシコ新工場の起工式実施…2016年稼働へ

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アウディのメキシコ新工場起工式
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ドイツの高級車メーカー、アウディは5月4日、メキシコのプエブラ州サンホセチアパにおいて、新工場の起工式を行った。

アウディは2012年4月、メキシコで2016年から現地生産を行う計画を公表。同年5月には、生産車種がSUVの『Q5』になるとアナウンスしていた。そして同年9月には、工場建設地をプエブラ州サンホセチアパに決定。現地生産に向けた準備を、着々と進めていた。

5月4日、アウディはメキシコ工場の起工式を実施。アウディ取締役会のルパート・シュタートラー会長をはじめ、メキシコのイルデフォンソ・グアハルド・ビジャレアル経済大臣らが、新工場の建設開始を宣言している。

アウディのメキシコ工場は、2016年半ばに操業を開始し、Q5を年間最大15万台生産する計画。同工場製のQ5は、米国などに出荷される予定だ。新工場建設に伴い、3800名の直接雇用と、最大2万人の間接雇用を創出する。

アウディ取締役会のルパート・シュタートラー会長は、「アウディのグローバル生産ネットワークの未来に、重要な工場となる」と述べている。

《森脇稔》

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