メルセデスベンツは4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13において、『E400 Lハイブリッド』を参考出品車として初公開した。同車はメルセデスベンツ『Eクラス』の中国専用ロングホイールベース仕様、『Eクラス ロング』のハイブリッド車。Eクラス ロングは同じく上海モーターショー13において、大幅改良モデルを発表。そのハイブリッド版が参考出品されている。Eクラス ロングのパワートレインは、ガソリンのみ。4気筒の「E260Lブルーエフィシェンシー」は最大出力204ps、6気筒の「E300L」は最大出力245psを引き出す。上海モーターショー13のプレスカンファレンスでは、参考出品車のため、E400 Lハイブリッドの詳細は公表されていない。ただし、エンジンとモーターを合わせたトータル出力は、333psとだけ発表。このことから、『Sクラスハイブリッド』と同じく、3.5リットルV6を基本にしたハイブリッドシステムのもよう。メルセデスベンツは、「Eクラスロングには、将来エンジンの追加を行う。その一例が、E400 Lハイブリッド」とコメント。参考出品車の市販に前向きな姿勢を見せている。
イード、「上海モーターショー2025」現地取材レポートを発表 ~EV技術は人型ロボットへ、日系メーカーは巻き返しなるか~ 2025年5月26日 今年の4月23日~5月2日に中国・上海で開催された「上海モーター…