ルノーの第1四半期決算…売上高は11.8%減

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新型ルノー クリオ(日本名:ルーテシア)
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  • ジュネーブモーターショー13 ルノーブース

フランスの自動車大手、ルノーグループは4月24日、2013年第1四半期(1-3月)の決算を公表した。

同社の発表によると、グループ全体の売上高は82億6500万ユーロ(約1兆0685億円)。前年同期比は11.8%減と2桁のマイナスとなった。このうち、自動車事業の売上高は、前年同期比12.6%減の77億3600万ユーロ(約1兆円)。

売上高が前年実績を下回ったのは、信用不安の影響を受けて、地元の欧州市場における新車販売が減少したのが大きな要因。第1四半期の欧州主要国での新車販売は、フランスが前年同期比13.9%減、欧州全体では10%減。ルノーブランドの市場シェアは7.1%と、0.5ポイント減少している。

第1四半期の世界新車販売台数(ダチアなどを含む)は、60万8455台。前年同期比比は4.7%減と、前年実績を割り込む。

ルノーは、「欧州での新車販売は、予想以上に厳しい。しかし、新型車の投入で欧州での基盤を強化し、海外での新車販売も拡大していく」と説明している。

《森脇稔》

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