バーレーンGPでは、レース残り周回6周という土壇場でF1初ポディウムの夢を奪われたポール・ディレスタ(フォースインディア)だが、結果には落胆していないそうだ。
3列目からのスターティンググリッド、他チームには真似が難しかった2ストップストラテジーで、ディレスタはバーレーンGPで終始先頭集団に混じりながら、3ラップもトップランを記録した。
最終ピットストップが一巡した時点でも、少なくともポディウム入りの可能性は高いと思われたが、まずキミ・ライコネン(ロータス)にオーバーテイクをされ、残り6周で同じくロータスのロマン・グロージャンに3番手の座を奪われた。
「全体的に見れば十分ポジティブなレースだった。もちろん僕のベストリザルトになっていた可能性は高いし、非常に強力なレース運びが出来たとも思っている。強力だったのはレースだけでなく、ウィークエンドを通じた全体だ。いつかはポディウムに立てる日が来ると確信したよ」
「彼が(グロージャン)がウェーバーに引っかかってくれていれば、僕の3位は安泰だっただろうね。それでもグランプリで4位はドライバーにとって立派な結果だと胸を張れるよ。マレーシアでも僕たちは結果が出せなかったが、ヨーロッパシーズン前にこれだけの結果が出せたことは素直に喜んでよいと思うし、スペインGPではもっと良い結果が待っていると思うんだ」