ロールス・ロイスは4月23日、ブリティッシュ・エアウェイズとイベリア航空を傘下に有するIAG(インターナショナル・エアラインズ・グループ)から、18機のエアバスA350-1000向けに総額約1600億円(16億米ドル)のエンジンを受注したと発表した。
エンジンは「Trent XWB」で、エアバスA350 XWB専用エンジンとして開発され、すでに1200基を受注している。
「Trent XWB」エンジンの開発には、三菱重工業、川崎重工業がリスク収益分担パートナーとして参画しているほか、住友精密工業が初めてプログラム・アソシエイトとして参画するなど、エンジン部品の20%が日本企業によって設計、製造されている。