JR九州、大分駅ビルの工事に着手…2015年春開業予定

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大分駅ビル(仮称)の断面図。地下1階、地上21階で、屋上庭園や温浴施設も設けられる。
  • 大分駅ビル(仮称)の断面図。地下1階、地上21階で、屋上庭園や温浴施設も設けられる。
  • 高架化される前(2005年)の大分駅。2012年3月17日までに全てのホームが高架化された。

JR九州は4月22日、大分駅ビル(仮称)の工事に4月30日から着手すると発表した。地上21階、地下1階建てで、2015年春の開業を予定。5月8日に駅ビル建設予定地で安全祈願祭を開催する。

大分駅ビルは、大分駅付近の線路を高架化して踏切を解消する連続立体交差事業と大分駅南土地区画整理事業などを機に計画された。連続立体交差事業では豊肥本線と久大本線が2008年8月24日に高架化され、残る日豊本線も2012年3月17日に高架化されている。

計画によると、大分駅ビルの敷地面積は約2万平方mで、延床面積は約10万7000平方m、店舗面積は約3万1000平方m。全長約88mの鉄骨鉄筋コンクリート造りで、商業施設を1~4階、約860台の駐車に対応した駐車場を5~8階にそれぞれ設ける。このほか、屋上庭園(8階)やホテル(8~18階)、温浴施設(19~21階)も設ける。

《草町義和》

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