【上海モーターショー13】キャデラック、中国高級車市場でシェア10%へ…2020年目標

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中国現地生産が開始されたキャデラックXTS
  • 中国現地生産が開始されたキャデラックXTS

米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、キャデラック。同ブランドが、中国高級車市場でさらなるシェア拡大を目指す方針を明らかにした。

これは4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13において、GMが発表したもの。同社は「2020年までに、キャデラックが中国高級車市場で10%のシェアを取る」と宣言している。

現在、中国の高級車市場では、フォルクスワーゲングループ傘下のアウディが強い。2012年は中国専用のロングホイールベース車、『A6L』を軸に、初の40万台超えとなる40万5838台を販売。前年比は29.6%増と、大きく伸びた。

一方、キャデラックの2012年の中国新車販売台数は、およそ3万台。アウディとの開きは大きい。しかしキャデラックは、中国の販売台数を2015年までに、年間10万台へ引き上げると、上海モーターショー13で明らかにしている。

今後のキャデラックの中国販売のカギを握るモデルとなりそうのが、新型車の『XTS』。同車は『DTS』と『STS』の後を継ぐキャデラックの新しい上級サルーン。2013年2月から、中国での現地生産を開始し、中国高級車セグメントでの存在感を増している。

《森脇稔》

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