米国の自動車最大手、GMは4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13において、2015年までに中国に4工場を建設する計画を明らかにした。
今回の発表は、旺盛な新車需要により、GMの中国の現地生産能力が限界に近づきつつあることを受けての対応。2015年までに、中国内に新たに4工場を建設することで、生産能力を向上させる。
GMによると、4つの新工場が稼働すれば、GMの中国生産能力は現行比で30%アップ。年産能力はおよそ500万台に到達するという。
また、新工場が操業を開始することにより、現地で約6000名の新規雇用が創出される見通し。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GM(上汽通用五菱汽車)の2社がある。2012年だけでも、GMの現地合弁2社が、中国内に2つの新工場を稼働させている。