中国新車市場において、GMと首位を争うフォルクスワーゲン。同社が中国に、過去最大規模の大型投資を行うことが分かった。
これは4月19日、中国で開催された上海モーターショー13のプレビューイベント、「フォルクスワーゲン・グループ・ナイト」において、同社のマルティン・ヴィンターコルン取締役会長が明らかにしたもの。ヴィンターコルン会長は、「中国自動車産業の歴史において、最大級の投資プログラムを実行する」と宣言している。
具体的には、2015年までの3年間に、総額98億ユーロ(約1兆2740億円)以上を中国へ投資。燃費性能に優れる新型車の開発や、生産効率のさらなる引き上げを図っていく。
フォルクスワーゲンは中国自動車大手の上海汽車と第一汽車との間で、上海フォルクスワーゲン、一汽フォルクスワーゲンの合弁2社を現地展開。フォルクスワーゲンが中国市場へ進出して、すでに30年が経過している。