上海モーターショー13(第15回上海国際自動車工業展覧会)が4月20日のプレスデーを皮切りに開幕した。
世界最大の中国市場を占う上海モーターショー13。冷たい雨が降りしきる中の開幕となった。会場では中国現地メーカーが存在感を増すなか、合弁各社、日系を含む海外メーカーが乱立する状態。技術面では、現地メーカーが海外勢に劣らぬ水準の環境対応力をアピールしている。
トヨタ自動車は新型『ヤリス』を世界初公開。中国専用HVコンセプトや、若者向けの6シーターコンセプトを披露するなど、中国での全方位戦略を鮮明にした。
VWは、PHVのSUVコンセプトをメインに据えた。セダンが人気の中国ユーザーに利便性と走破性に優れるSUVを改めて提案するとともに、パワートレインの面では、HVのトヨタに対し、PHVで対抗する。
ヒュンダイは、中国向けセダン『MISTRA』、従来より一回りボディサイズをアップした『グランド サンタフェ』を公開した。