中国の自動車大手、第一汽車(FAW)は4月10日、中国におけるアウディの第1四半期(1-3月)の新車販売結果を明らかにした。総販売台数は10万2810台。前年同期比は14.2%増だった。
販売の主力は『A6L』。『A6』をベースに開発された中国専用のロングホイールベース仕様だ。A6Lの1-3月実績は、3万6489台。前年同期比は36.7%増と、高い伸びを示す。
また、『A4L』も人気。同車は『A4』をベースにした中国専用のロングホイールベース車。A4Lは3月だけでも、9002台を売り上げた。
アウディはこのA6LとA4Lに加えて、『Q5』の合計3車種を、中国吉林省で現地生産している。
アウディの2012年中国新車販売は、初の40万台超えとなる40万5838台。前年比は29.6%増と大きく伸びた。2013年は、4月に現地生産の『Q3』の販売を開始。新世代の『Q5』の投入も控えている。