クライスラーグループの高性能車開発部門、SRTは3月27日、米国で開幕したニューヨークモーターショー13において、SRT『チャージャー392』を初公開した。
同車は、ダッジ『チャージャー』の最強グレード、「SRT8」をベースに、SRTが外装をいっそうスポーティに仕上げたモデル。SRTとは、ストリート&レーシング・テクノロジーの略。米国では外装パッケージとして、2013-2014年モデルに392台限定で用意される。
チャージャー392には、ブラック仕上げの20インチ専用アルミホイールを装着。ボディ各部にも、ブラックがアクセントとして使われる。とくに、ボンネット中央のパワーバルジに配された黒が効果的だ。
搭載エンジンに変更はない。6.4リットルV型8気筒ガソリン「HEMI」エンジンは、最大出力470ps、最大トルク65kgmを発生。大排気量V8ならではの、力強い走りを実現する。
この他、2013年モデルの変更点として、3モードが切り替えられるアダプティブダンピングサスペンションを拡大採用。標準装備されるローンチコントロールは、直線での加速性能を高めている。