GM、米国4工場に投資…新世代の環境エンジン生産へ

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GMの米国ミシガン州フリント工場
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米国の自動車最大手、GMは4月4日、米国内の4工場に、総額およそ3億3200万ドル(約320億円)を投資すると発表した。

今回の投資は、さらに環境性能の高いパワートレインの生産に備えるのが目的。新世代のエンジンやトランスミッションを生産する準備だ。

投資先となる米国内の4工場は、ミシガン州のフリントとベイシティ、オハイオ州のトレド、インディアナ州のベッドフォードの各工場。これらの工場では、「エコテック」と呼ばれる小排気量ガソリンエンジンや新型V6エンジン、8速ATの生産を行う予定。

また、今回の投資により、米国内では新たな雇用を創出。GMがすでに公表しているミシガン州2工場への投資計画を含めると、およそ1650名の雇用が生み出される。

GMの北米生産担当、ダイアナ・トレムブライ副社長は、「我々は顧客に高品質で燃費性能に優れる車や部品を届けるために、技術や生産能力に投資していく」とコメントしている。

《森脇稔》

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