WRCは6月30日に行われる予定のパイクスピークヒルクライム改造無制限クラスに、セバスチャン・ローブがプジョー『208 T16』のドライバーとして参加することを公表した。
昨年のレースは完全な舗装路で行われた。20キロメートルを超える距離と156のターンを含み、2800メートルの標高から4300メートルの頂上までのコースを一気に駆け上る。
プジョーはこれまでにワールド・ラリー・チャンピオンシップのタイトルを1985年・1986年・2000年・2001年・2002年の5回獲得し、パイクスピークでは以前に『205 T16』と『405 T16』パイクスピーク仕様で2回の勝利を手にしている。
プジョーの新型208 T16パイクスピーク仕様は改造無制限クラスでエントリーすることとなり、すでにスタートナンバー「208」が与えられている。車両は4月の中旬に公開されることが予定されている。
以前のスズキ・ワールドラリー・チームの監督、田嶋伸博が現在の無制限クラスの記録保持者で、2011年にスズキ『SX4』を駆って9分51秒278の最高タイムを記録した。