富士重工業は5日、スイスで開催中の2013年ジュネーブモーターショーにおいて、スバル『ヴィジヴ コンセプト』を世界初公開した。
ヴィジヴ コンセプトは、新デザイン、新技術の方向性を示し、「安心と愉しさ」という価値を表現した、次世代クロスオーバーコンセプト。
パワーユニットには、2リットルボクサーディーゼルと高トルク対応型リニアトロニック(CVT)に、フロントには駆動・発電兼用の1 モーター、リヤには駆動専用の独立2モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用。低速域や都市部ではモーターによる発進、駆動を、高速走行時にはディーゼルエンジンと高効率リニアトロニックにより、各パワーユニットの得意領域をシーンに合わせ最適に使い分けることで高い燃費性能を実現する。
また、次世代AWD技術「リヤ独立モーター駆動タイプシンメトリカルAWD」を搭載。後輪駆動専用の2つのモーターが、左右の駆動力を自由自在に制御。さらにフロントモーターとリヤモーターとの協調制御により、前後輪の駆動力もコントロールし、アクティブセイフティ性能を高めている。