西武鉄道は、2月20日からテロ対策東京パートナーシップ推進会議の官民連携した取り組みとして池袋駅地下コンコースに、情報伝送システム「アンテップメッセージシート」を設置した。
情報伝送システムは、テロなどの大規模災害発生時、迅速に協働対処体制を確立する目的で、警視庁で集約した情報を基に現場に適した運行情報、避難誘導などを表示し、利用者が安全に行動できるよう適切な情報提供を行う設備。鉄道会社として初の設置となる。
平時は、テロ防止をはじめとする都民の安全・安心につながる情報発信や各種警察広報を行い、テロなどの大規模災害や重大事件事故などの発生時には、警視庁本部で集約した情報を電光掲示板に伝送表示する。
正しい情報を迅速に提供することで混乱の拡大防止と事態の早期収拾を図り、「安全で安心して暮らせる街、東京」の実現を目指す。