スウェーデンのボルボカーズは2月19日、『XC60』の大幅改良モデルの概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー13で初公開される。
ボルボXC60は2008年3月、ジュネーブモーターショー08で発表。同社の中型クロスオーバーとして、世界的に人気が高い。2012年の世界販売は、前年比9.3%増の10万6203台と好調で、ボルボカーズの最量販車に君臨した。
デビューから5年を経た今回、ボルボカーズはXC60に初の大幅改良を実施。その内容は、内外装のリファインが中心となる。
外観は、新デザインのヘッドランプやバンパー、フロントグリルなどを採用。とくにフロントグリルは、開口部がワイド化された。リアは、LEDを使ったテールランプやエグゾーストパイプが新デザイン。足元では、アルミホイールのデザインも見直された。
インテリアは、新デザインのスポーツシートを装備。快適性やサポート性を引き上げた。内装色は変更され、新しいウッドパネルや「Sensus Connected Touch」と呼ばれる車載コネクティビリティも採用。また、新型『V40』に導入したアダプティブデジタルディスプレイも、XC60に拡大展開している。