ドイツの自動車大手、ダイムラーは2012年通期の暫定決算を明らかにした。
同社の発表によると、メルセデスベンツなどグループ全体の売上高は1143億ユーロ(約14兆3580億円)。前年の1065億ユーロに対して、7.3%の伸びを示した。
一方、純利益は65億ユーロ(約8165億円)。前年実績の60億ユーロに対して、8.3%の増益だ。
2012年の世界新車販売台数(メルセデスベンツやスマート、商用車を含む)は、220万台。信用不安の欧州市場など、不安定要素がある中で、前年比は4%増と堅調だった。
ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、「2012年の業績は素晴らしいもの。メルセデスベンツ乗用車、グループ全体が過去最高の販売台数と売上高を達成した」とコメントしている。