日本自動車工業会がまとめた2012年(1-12月)の二輪車国内販売台数は前年比0.6%減の44万2000台と2年ぶりにマイナスとなった。原付第一種、原付第二種の販売が低迷した。
車種別では、原付第一種はニューモデル効果はあったものの、依然として利用環境面での厳しさもあって同4.3%減の24万6000台と低迷した。
原付二種もニューモデル効果が一巡したため、同5.7%減の9万台とマイナスだった。
軽二輪車はスポーツタイプが好調だったことや、消費マインドを喚起する新商品の投入効果もあって同16.5%増の4万5000台と前年を上回った。
小型二輪車は、モデル数の増加により需要が喚起されたことなどから同13.8%増の6万1000台と順調だった。