川崎重工は1月30日、カワサキ『W800』の燃料ポンプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2010年12月17日~2012年7月31日に製作された3351台。
燃料ポンプの内部ベアリングの耐久性が不足しているため、ベアリングの摩耗で燃料吐出量が低下してエンジン不調が起き、ベアリングが破損して燃料を吐出できなくなるとエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。
全車両、燃料ポンプを対策品と交換し、取り付けボルトを新品と交換する。
不具合発生件数は19件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。