日野梶川常務「13年度の収益目標を1年前倒しする見通しがついた」

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日野自動車は1月30日、2013年3月期の連結営業利益予想を従来の530億円から600億円に上方修正した。梶川宏常務役員は同日都内で会見し「2013年度の収益目標を1年前倒しできる見通しがついてきた」と述べた。

梶川常務は「これまでの国内販売の増販の実績2000台、および足元の為替の影響を反映させた」と上方修正の理由を語った。具体的には「国内の販売台数を中間決算時公表の4万台から4万2000台に修正。トヨタ向けは、直近での受注状況を踏まえ1400台増加の18万6500台とした」という。

また想定為替レートも対ドルで79円から81円に修正したほか、インドネシアルピーやタイバーツも同様に円安方向に見直したことで、従来見通しに対して営業利益を45億円押し上げる要因になるとしている。

梶川常務は「国内外の堅調な市場を背景にすべての市場で販売を伸ばすことができたことと、計画通りの原価改善を進めることによって、600億円の営業利益を達成することができそうだ。この600億円は昨年公表した中期経営計画の2013年度の収益目標。そういう意味でいうと、1年前倒しの見通しがついてきた。今回の決算はおおむね順調な決算であったという見方をしている」と述べた。

日野が2012年4月に公表した2014年度を最終年度とする中期経営計画では2013年度の目標値として売上高1兆5600億円、営業利益600億円にそれぞれ設定していた。
《小松哲也》

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