PSA プジョーシトロエン、スロバキア工場の生産停止日を追加…新車販売低迷

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フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエン。同社がスロバキア工場における生産の停止日を、さらに増やす計画であることが分かった。

これは1月28日、PSAプジョーシトロエンのスロバキア法人が明らかにしたもの。すでに2012年秋から、断続的に操業を一時停止してきたスロバキア工場に関して、「2013年2月、さらに4日間の稼働停止日を設ける」と発表されている。

工場の稼働停止日を増やすのは、欧州の信用不安を受けて、新車販売が低迷しているのが要因。PSAプジョーシトロエンの2012年の世界新車販売台数(ノックダウン生産分を含む)は前年比16.5%減の296万5000台と2桁の減少となった。

そのうち欧州は、前年比8.6%のマイナス。地元フランスが前年比13.3%減、イタリアが20.9%減、スペインは14.9%減、ポルトガルが40%減となるなど、大幅に落ち込む。

PSAプジョーシトロエンのスロバキア工場では現在、プジョー『207』やシトロエン『C3ピカソ』を組み立てている。

《森脇稔》

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