【新聞ウォッチ】トヨタ、2年ぶり世界一「確定」過去最高の販売台数

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2013年1月29日付

●トヨタ販売最高974万台、昨年、2年ぶり世界一(読売・2面)

●自動車生産、6社最高、昨年震災・洪水から回復(朝日・13面)

●副都心線-東横線、看板百貨店バトル、3月16日から乗り入れ開始(東京・1面)

●日産・ルノー、ダイムラー、フォード、燃料電池車開発で提携(日経・1面)

●タイ、車生産68%増、昨年、初の世界10傑へ、内需が原動力(日経・9面)

●完全フレックス、三菱ふそう導入,本社管理部門など対象(日経・14面)

●国内向け二輪新型エンジン、ホンダ、海外部品5割超(日経・14面)

●日野自、営業益最高に、4-12月430億円内外でトラック好調(日経・17面)


ひとくちコメント

「トヨタ販売、過去最高2年ぶり世界一」。自動車大手8社が2012年の生産、販売、輸出実績を発表した。このうち、トヨタ自動車は、ダイハツ工業と日野自動車を含む2012年のグループの世界販売台数が前年比22・6%増の974万7762台と07年実績(約936万台)を上回って過去最高を更新した。

その結果、米ゼネラル・モーターズ(GM)と独フォルクスワーゲン(VW)を抜いて2年ぶりの世界首位返り咲きが確定したという。「トヨタ世界一」の報道は、昨年末から一部のメディアで報じていたので「確定」したからといっても驚かないが、尖閣諸島の問題から秋以降から中国での販売が激減し、現地生産を開始して以来のマイナスを記録した逆風の中での首位返り咲きは「よくがんばった」と評したい。

トヨタの実績は株価にも反映している。週明けの28日の東京株式市場で、トヨタの株価は40円高の4380円と続伸し、時価総額は15兆円を回復したという。

ただし、である。毎日は「13年,国内や北米で販売鈍化が予想されるほか、12年に主要地域で唯一前年割れだった中国市場の回復が見通せないなど、先行きに不安要因も抱えている」と指摘。

読売も「GMやVWは需要が広がる新興国で攻勢を強めており、首位の座を守るのは決して容易ではない」との見方を示している。今年も新興国でのシェア競争が一段とエスカレートしそうだ。


《福田俊之》

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