富士重工業が発表した2012年12月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同月比9.4%減の5万8968台と、2か月連続で前年同月を下回った。
国内生産は軽自動車の生産終了による減少を補えず、同7.0%減の4万6931台、15か月ぶりのマイナスとなった。海外生産は北米市場での在庫の充足が進み、同17.7%減の1万2037台で、4か月連続で前年割れとなった。
国内販売は同8.3%減の1万4177台で、2か月ぶりのマイナス。『インプレッサ』、新型『フォレスター』が好調だったが、軽自動車の台数減が響いた。
輸出は同14.6%減の3万2357台。インプレッサの輸出は好調だったものの、『レガシィ』とモデルチェンジを控えた『フォレスター』の出荷が減少。2か月連続で前年同期を下回った。