フランスの自動車大手、プジョーは1月10日、2012年の中国における新車販売の結果を明らかにした。
同社の発表によると、2012年1-12月の総販売台数は21万6000台。前年比は24.5%増と大きく伸びた。
プジョーは中国合弁パートナーの東風汽車と、折半出資により東風プジョーを設立。現在は、『207』、『307』、『308』、『408』、『508』、『207CC』、『308CC』、『308SW』、『4008』、『RCZ』を販売している。2012年11月の広州モーターショー12では、同社の中国向けラインナップとしては初のSUVとして、『3008』の導入を発表したばかり。
また、東風プジョーは2015年までに、中国で年間45万台の新車販売を目指すことも発表。これは、2012年実績の2倍以上という野心的な計画だ。
プジョーは、「中国新車市場の2012年の伸び率は7%。24.5%もの伸びは、ほぼ4倍にあたる」と説明している。