【レンジローバー 新型発表】変化させるのではなく、進化させる

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  • ジャガー・ランドローバー・ジャパンマーケティング・広報部ディレクターの作田昌子氏

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、1月9日、第4世代となる新型『レンジローバー』を発表した。発売は3月2日から。

「この新型車の開発のベースにある大きなコンセプトは“変化させるのではなく、進化させる”です」と述べるのは、ジャガー・ランドローバー・ジャパンマーケティング・広報部ディレクターの作田昌子氏。「変化ではなく改良であるという見地からいえば、新型レンジローバーは、まさにDNAとして脈々と継承されてきた特性を進化させ、さらにはその皮膚の内側に、特にエンジニアリングの観点から、より大きな革命ともいうべき進化がなされています」という。

特性として継承され、進化されるべきテーマは3つあったと作田氏。まず、「一目でレンジローバーとわかるアイコン的なデザインの発展的継承。そして、洗練性を極めること。また、SUVのエキスパートであるランドローバー社としての高性能さです」と話す。

「レンジローバーは、ランドローバーブランドの中で、ラグジュアリーのテリトリーを担うプレイヤーです」と位置づける。「クルマとしては、エンジニアリングが秀逸でなければならないことはもとより、ラグジュアリーであることがとても重要です」とし、「我々のユーザー、即ち、ラグジュアリーの世界に生きる人々は、品質やクラフトマンシップともいうべき丁寧な仕事や、仕上げに対する期待値はとても高いものがあります」。

さらに、「彼らは、単純に流行りのものではなく、時代を超えて継承されていくような色あせのしないもの。時を超えて価値が継続するものを欲しているのです」と分析。そのような観点から、「レンジローバーは、単純に自動車のマーケットの中で、同じ自動車同士だけで競合しているのではなく、ラグジュアリーといわれるすべてのブランド製品や、サービスと共に同じ世界で比較されていると考えています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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