メルセデスベンツが12月13日、欧州で発表した『Eクラス』の大幅改良モデル。フロントマスクを中心にイメージを一新したが、その頂点に立つ高性能グレード、「E63 AMG」のプロトタイプに、早くも海外メディアが試乗している。
これは12月21日、米国の自動車メディア、『CAR and DRIVER』が公式サイトで公開したもの。大幅改良を受けたEクラスがベースとなる新しいE63 AMGのプロトタイプにテストコースで試乗。その印象をレポートした。
新しいE63 AMG は、5461ccのV型8気筒ツインターボエンジンを引き続き搭載するもよう。このユニットは最大出力518ps/5250-5750rpm、最大トルク71.4kgm/1700-5000rpmを発生する。大きく変わるのは駆動システム。従来のFRから、4WDの「4マチック」の最新世代版と組み合わせられる。より確実安全に、大パワーを路面に伝達することが可能になる。
同メディアが公開した映像では、発表前のため、車体に擬装が施されたE63 AMGのプロトタイプが登場。正式発表は2013年1月、米国で開催されるデトロイトモーターショー13となるようだ。