11月のフィアットグループ欧州販売、パンダと500がAセグメント首位

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新型フィアット・パンダ
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イタリアの自動車大手、フィアットグループは12月14日、11月の欧州における新車販売の結果を公表した。総販売台数は約5万9000台以上。販売は引き続き減少傾向にあるが、Aセグメントで健闘している。

ブランド別では、主力のフィアットが約4万4500台。新型『パンダ』が1万5600台以上を売り上げ、欧州Aセグメントで16.9%の市場シェアを確保。『500』もおよそ1万台を販売し、欧州Aセグメントの市場シェアを10.7%とした。フィアットによると、この2台の合計シェアはほぼ28%となり、欧州Aセグメントで最大だという。

一方、ランチア/クライスラーは、およそ6000台。アルファロメオは、5500台以上。両ブランドともに、前年実績に対して、大幅な減少が続く。

ジープは、前年同月比15.5%増の2300台以上。国別では、ドイツが36.4%増、英国が23.2%増、フランスが6.3%増、スペインが3.3%増を記録した。2012年1‐11月実績は、前年同期比19.8%増のおよそ2万5900台を売り上げた。

また、高級スポーツカーのフェラーリとマセラティは11月、合計で226台を販売。2012年1-11月累計では、3799台を販売している。

《森脇稔》

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