11月26日、フォルクスワーゲンが主催するエコドライブ世界選手権「Think Blue. World Championship 2012」が、米国カリフォルニアでスタートした。世界17か国の代表が、2日間で約700kmを走破し燃費を競い合う。「世界一をめざす」と豪語する日本代表、澤野浩康さんの走りを追いかける。
「Think Blue. World Championship 2012」のレギュレーションは至ってシンプル。「交通安全が第一」「交通の流れを乱さない」「指定のコースを走る」「チェックポイントでは所定のタスクを実施する」といった基本的なルールを守り、各々がエコドライブをおこなう。速度は法定速度を遵守し、かつ規定時間内にゴールできるよう極端に遅く走らない。マイナス5〜10マイル/hまでを許容する。限られた時間の中で、いかに効率の良い走りができるかがポイントとなる。