米国の自動車大手、フォードモーターは11月22日、中国で開幕した広州モーターショー12において、『フィエスタ』の大幅改良モデルをアジア初公開した。
フィエスタは、フォードモーターの欧州市場におけるベストセラー車。米国や中国市場でも発売されている。現行モデルのデビューから4年を経た2012年9月、フォードモーターはパリモーターショー12で、フィエスタの大幅改良モデルを初公開。同車が今回、広州モーターショー12でアジアプレミアを果たした。
新しいフィエスタは、同社の最新デザイン言語に基づき、フロントに大きな開口部を備えたグリルが採用されているのが特徴。メカニズム面では、フォードモーターの新世代環境ユニット、「エコブースト」を搭載。最も排気量の小さい1.0リットルの3気筒ターボエンジンが用意される。
フォードモーターは広州モーターショー12に、メトロポリタングレーで塗装されたフィエスタの4ドアセダンを出品。フォードオブチャイナのDavid Schoch会長兼CEOは、「デザイン、品質、安全性、燃費、技術など全ての面で最高水準」と述べ、フィエスタの完成度に高い自信を示した。