10月30日(日本時間10月31日未明)、米国ラスベガスで開幕したSEMAショー12。恒例の「SEMAアワード」に、サイオン『FR-S』(日本名:トヨタ『86』)が選ばれた。
SEMAアワードは同ショーの主催者が、毎年発表しているもの。その年のSEMAショーの展示車の中で、カスタマイズのトレンドになった車両を、4カテゴリー別に選出している。
トヨタ86は、「最も熱いスポーツコンパクト(the Hottest Sport Compact award)」部門での受賞。トヨタ自ら、「サイオン・チューナー・チャレンジ」で3台の86のカスタマイズカーを披露したほか、地元チューナーの作品を含めると、30台以上の86のカスタマイズカーが会場を彩った。
SEMAのクリス・カースティング代表は、「SEMAアワードは、カスタマイズの最新トレンドを示すもの」とコメントしている。
なお、他の3部門では、ホッテストカー賞にフォード『マスタング』、ホッテストトラック賞にフォード『Fシリーズ』、ホッテスト4×4 SUV賞にジープ『ラングラー』が輝いた。日本車はトヨタ86だけが選ばれており、86が米国カスタマイズ業界に大きな影響を与えたことが分かる。