欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンの主力車種、『ゴルフ』。その新型のドイツでの受注が、非常に好調であることが分かった。
これは11月7日、フォルクスワーゲンが明らかにしたもの。同社によると、新型ゴルフはドイツで9月中旬から受注を開始したが、現時点で4万台を超える受注を獲得しているという。
ゴルフは1974年の初代発売以来、累計世界販売が2900万台を超えているフォルクスワーゲンの基幹車種。新型は7世代目にあたり、先代比で最大100kgの軽量化や、最大23%の燃費向上などが売りだ。
商品力を引き上げながら、ドイツでのベース価格を1万6975ユーロ(約173万円)と、先代と同レベルに据え置いたのも特徴。フォルクスワーゲンは11月25日まで、ドイツの約50都市を新型ゴルフで周遊するキャンペーンを実施しており、新型の初期受注をさらに伸ばすことを狙う。