9月のタタの世界新車販売、14か月ぶりのマイナス

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インド自動車大手のタタモーターズは10月15日、9月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は10万3656台。前年同月比は4%減と、2011年7月以来、14か月ぶりに前年実績を下回った。

乗用車の9月世界販売台数は、4万8895台。前年同月比は11%減で、12か月ぶりのマイナスだ。一方、商用車の9月世界販売は、5万4761台。前年同月比は3%増と、5か月連続で前年実績を上回る。

インド国内では、超低価格車の『ナノ』が5491台を売り上げ、前年同月比は87%増と5か月連続で増加。ナノは2011年11月、初の改良モデルを投入している。

しかし、『インディカ』シリーズは、前年同月比23%減の7936台と3か月ぶりの前年実績割れ。『インディゴ』シリーズも、52%減の3706台と、2か月連続で前年実績を下回る。『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズも、前年同月比15%減の4519台と、2か月連続の前年割れだ。

また、傘下のジャガー&ランドローバーの9月世界販売は、2万6461台。前年同月比は4%減と、マイナスに転じた。その内訳は、ランドローバーが2万3653台と引き続き好調。これは、レンジローバー『イヴォーク』の人気によるもの。

一方、ジャガーの9月世界販売は2808台。2012年4‐9月累計では、2万1606台を売り上げている。

《森脇稔》

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