鈴鹿の表彰台から一転、来季のシート獲得に向けて好成績を残したかった小林可夢偉だが、オープニングラップに波乱が待ち受けていた…。
DNF
小林可夢偉(ザウバー)
「こんなレースは早く忘れてしまいたいですね。良いスタートができたと思ったのもつかの間、4台がサイドバイサイドのままT3に突入しました。僕の右側にニコ(ロズベルグ)、左にジェンソン(バトン)とセルジオ(ペレス)がいました。でも、誰かが僕のリヤタイヤに接触したと思った瞬間にコントロールを失いました。多分、僕が早めにブレーキを使うべきだったのかもしれませんね」
「事故を避けられず、他人のレースを台無しにしたことは申し訳なく思っていますが、やろうと思ってやったことではありません。非常に難しい状況で逃げ場がなかったのですが、やっぱりミスの責任は僕にあると思います。ピットに戻って修理はしましたが、ダメージが大きくて17周目にギブアップを決めました」