JR東日本は、『SL C58』を復元し、2013年度冬以降に釜石線を中心とした東北エリアで運行すると発表した。
復元されるSLは盛岡市の岩手県営運動公園内の交通公園に展示保存されている「C58 239号機」で、客車は「銀河鉄道」をコンセプトとし、東北の「文化・自然・風景」を感じられる車内空間としてプロデュースするという。
プロデュースには、元ピニンファリーナ社のデザインディレクターとして知られる奥山清行氏があたる。
釜石線ではこう配区間を走行するなどSL機関車のみでの牽引が困難という事で、旧50系客車から改造されたディーゼル車両であるキハ141系を転用・改造する。このため、こう配区間ではSL機関車とディーゼル車両の協調運転という珍しい光景が見られそうだ。