【日産 ラティオ 新型発売】大型セダンに匹敵する居住空間とトランクスペース

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日産・ラティオ
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2代目となった日産『ラティオ』のアピールポイントは、クラスNo.1の燃費と、快適さと安心感を兼ね備えた5ナンバーセダンである。

その5ナンバーセダンのパッケージングについて、同社商品企画本部商品企画室チーフ・プロダクト・スペシャリストの都築邦康氏は、「フロント周りのメカスペースの部分をギュッと前型車より縮めました。そして、その寸法を後ろ側の乗員スペースやトランクスペースにまわしたのです」と話す。その結果として、「クラストップ、かつLクラス並みの室内の広さを実現しました。特に後席の広さは卓越したものを持っています。さらに、トランクルームにも寸法を配分することで、ひとまわり大きなトランク容量が確保できました」と話す。

そのトランクスペースは、「前後方向に125mm伸ばしましたので、容量は(先代より)6から7%ほど増えてCクラスセダン同等の容量となりました。たっぷりと荷物が積めるスペースです」と述べた。

また、ターゲットカスタマーの年齢層が高いことが想定されていることから、「運転をしやすくないといけません。そこで、フードの見え方にこだわり、先代と比較し見えやすい工夫をしています」といい、斜め後方視界についても、リアドアのウインドウを前後方向に広くするとともに、Cピラーを細くすることで、「先代と比較し死角をなるべく少なくしました。しかしデザインも良くしなければいけないので、デザイナーとエンジニアとで最適解を見つけ実現しました」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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