日産自動車は12月10日、『ラティオ』のボディコントロールモジュールに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは日産『ラティオ』1車種で、2014年10月17日から2015年1月13日に製造された1343台。
電気部品の作動を制御するボディコントロールモジュール(BCM)において、ウインカー用回路が不適切なため、ヘッドランプに帯電した静電気によりウインカー制御用の素子が破損し、ウインカーが点灯したままになることがある。そのまま点灯させておくと当該素子が発熱して焼損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両、ウインカーの電気配線に静電気吸収用配線を追加する。
不具合は3件発生、発煙事故が2件起きている。市場からの情報により発見した。