BMW i、サブブランドでもキドニーグリルを

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BMW i8コンセプト
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BMW iから発売が予定されている『i3』と『i8』はサブブランドでありながら、マザーブランドであるBMWのキドニーグリルがフロントに残された。

「BMW 『i8』は最も進化したスポーツカーです」と述べるのは、BMW AG BMW iシニア・エクステリア・デザイナーのカイ・ランガー氏。このフロントにはBMWレーザーライトを使用している。この点について、ランガー氏は、「これまでのLEDライトより、パワーの消費がさらに少ないにもかかわらず、効率性はより高いのです」という。

そしてそのフロントの中央には、「BMWのファミリーとして、キドニーグリルを備えています。これはサブブランドとして、あまりマザーブランドから乖離したくはないからです」と述べる。ランガー氏は「我々は新しい顧客にアクセスをしたいという想いと同時に、これまでのDNAは生かしていきたいという想いも強いのです。そこで、本来は必要はないのですが、明確な形としてBMWのアイコンとしてキドニーグリルを備えました」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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