BMW iから発売が予定されている『i3』と『i8』はサブブランドでありながら、マザーブランドであるBMWのキドニーグリルがフロントに残された。
「BMW 『i8』は最も進化したスポーツカーです」と述べるのは、BMW AG BMW iシニア・エクステリア・デザイナーのカイ・ランガー氏。このフロントにはBMWレーザーライトを使用している。この点について、ランガー氏は、「これまでのLEDライトより、パワーの消費がさらに少ないにもかかわらず、効率性はより高いのです」という。
そしてそのフロントの中央には、「BMWのファミリーとして、キドニーグリルを備えています。これはサブブランドとして、あまりマザーブランドから乖離したくはないからです」と述べる。ランガー氏は「我々は新しい顧客にアクセスをしたいという想いと同時に、これまでのDNAは生かしていきたいという想いも強いのです。そこで、本来は必要はないのですが、明確な形としてBMWのアイコンとしてキドニーグリルを備えました」と語った。