23日決勝のシンガポールGP、市街地を利用したマリーナベイのナイトレースは今年で5回目を迎える。
昨年はフリー走行1回目で仮設の縁石がずれてしまい、セッションが30分短縮され、一部撤去したり修復したりのトラブルがあったため、主催者とFIAは縁石の材質形状などを変更した。
昨年まではラバー製の縁石を使用していたが、今年は鋼鉄製となり、直径24ミリのボルトで路面に固定される。この他には、ピットの外側レーンやエスプラナードブリッジ手前の左回りコーナー、T13のアプローチからアペックスにかけて再舗装が施されている。
また、マリーナベイサーキットのDRSゾーンは1ヶ所。設定区間も昨年と同じ地点が踏襲される。DRS使用が許されるのは、T5からメモリアルコーナー、T7までとなる。先行マシンとの差が1秒以内かどうかをチェックするアクティベーションポイントはT4に置かれる。