ダイハツとトヨタ、協業でインドネシアに新型ファミリーカーを投入

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ダイハツ工業とトヨタ自動車は、インドネシアにおける新たな協業として、インドネシア政府が検討しているLCGC(Low Cost Green Car)政策へ向けた「ダイハツ・アイラ/トヨタ・アギア」を、ダイハツブランドで販売するとともに、トヨタへもOEM供給すると発表した。

両モデルは、ダイハツが企画・開発を担当し、ダイハツの現地子会社であるアストラ・ダイハツ・モーター社の新工場で生産するもの。市販予定車としてインドネシア国際モーターショー(9月20日~30日)にも出展される。

インドネシアでは、1968年よりダイハツが、1971年よりトヨタが現地生産を開始して以来、両社は『セニア』『アバンザ』『テリオス』『ラッシュ』などを投入してきた。両社は高い成長を続けるインドネシアを重要市場として位置づけている。

新型車では、ダイハツ『ミライース』で培った低燃費・低価格なコンパクトカーづくりのノウハウをベースに、アストラ・ダイハツ・モーター社が参画した開発体制のもと、インドネシアでのニーズを徹底して追求。低価格と低燃費を実現し、「インドネシアにジャストフィットする、インドネシア発のインドネシアのためのクルマ」とした。

両社は新型車の投入により、多目的車(MPV)が主流を占めるインドネシア市場で、エントリーユーザー向けのファミリーカー(1000cc)という新たな市場の開拓を狙う。

《纐纈敏也@DAYS》

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