ヤマハ発動機は、車いす用電動アシストユニット「JWX-2」を新開発し、2013年春の発売に向け、9月26日から28日に東京ビッグサイトで開催される「第39回国際福祉機器展H.C.R.2012」に出展する。
JWX-2は、電動アシスト自転車PASの「パワーアシストシステム」を応用した車いす用電動アシストユニットで、1996年に発売した「JW-II」をフルモデルチェンジしたもの。
新製品は、新開発のフラットタイプ高効率ACサーボモーターを採用。車輪ハブの内側にモーターを収納することで、ユニットの車いすへの取り付け面がフラットになり、ほとんどの車いすへの装着を可能とした。
また専用ソフトウェア「JWスマートチューン」を新開発。ユーザーの車いすを操作する手の力、左右のバランスなど身体状況を測定し、ユーザーの症状や使用環境などに合わせて最適なアシスト設定ができ、片手片足による操作にも対応した。
さらに世界安全規格として国際的に認知度・信頼性が高い品質基準であるTÜV(技術検査協会)認証も取得する予定。