プジョーは9月12日、フランスで9月27日に開幕するパリモーターショー12において、『RCZ』の大幅改良モデルを初公開すると発表した。
RCZは2009年9月、フランクフルトモーターショー09で発表。『308』をベースに開発された小型スポーツクーペだ。デビューから3年を経て、同車に初の大幅改良が施される。
目を引くのは、フロントマスク。新世代プジョーのアイデンティティのグリルが与えられ、表情を一新する。バンパーに、デイタイムランニングライトが組み込まれたのも新しい。
インテリアは、シフトレバー周辺をブラックのラッカー仕上げに変更。GTグレードは、トリム類にレザーを使用し、ダッシュボードやセンターコンソールにアルミのアクセントが添えられた。
欧州仕様のエンジンは、ガソリン2ユニット。1.6リットル直列4気筒ターボが、最大出力156psと200psの2仕様。自然吸気の2.0リットル直列4気筒は、最大出力163psを発生する。
大幅改良を受けたRCZは2013年初頭、欧州市場で発売される予定だ。