全体相場は3日ぶりに反落。
米国の追加金融緩和政策に対する期待がある一方、12日には独連邦憲法裁判所の欧州安定メカニズム(EMS)に関する合憲反版を控えており、積極的に手掛けづらい状況。方向感に乏しく、終日、前週末の終値近辺でのもみあいが続いた。
平均株価は前週末比2円28銭安の8869円37銭と小反落。東証1部の売買代金は8171億円と再び1兆円台を割り込んだ。
自動車株はほぼ全面安。
ホンダが5円安の2595円と小反落。
日産自動車も3円安の748円と反落した。
ダイハツ工業が45円安の1240円と反落。大手外資系証券が投資判断を「買い」から「中立」に格下げし、目標株価を1800円から1650円に引き下げている。同証券では、今月予定のインドネシア市場向け新車発表で当面の好材料が出尽くすと判断したもよう。
こうした中、トヨタ自動車が20円高の3225円と続伸。
マツダも3円高の96円と続伸した。