モスクワモーターショー12において三菱自工益子社長は、11月からの新型アウトランダーのモスクワ郊外カルーガ工場での生産および発売を発表した。
ロシアでの三菱は、日系では日産、トヨタの次の3番手。地元有力販売会社のロルフとは、三菱商事が合弁でインポーターを設立するほどの密接な繋がりを背景に高い存在感を示す。
新型アウトランダーの最速でのロシア投入は「三菱にとってロシアは重要。自分たちにとって最大の海外マーケットであり、急速に成長している」(益子社長)ゆえに不思議ではない。とくにSUVはロシア市場では3割以上、「4割近くまで増えるだろう」(販売関係者)との声もあり、新モデルにかかる期待も大きい。
三菱ブースには5台のアウトランダーやクロームシルバーで覆われた2台のi-MiEVなどシンプルな構成だが、もうひとつの要素に注目。「今回は攻めました」(三菱関係者)という過激なコンパニオンのコスチュームが、他のブースでも話題になっている。