トヨタ自動車が8月20日、日本国内で発表した新型『オーリス』。欧州では日本にない仕様として、ハイブリッドとディーゼルが設定されるが、ガソリンエンジンも日本向けとは異なる。
これは8月20日、欧州トヨタが明らかにしたもの。新型オーリスの欧州仕様には、2種類のガソリンエンジンが搭載されるが、その排気量は1.33リットルと1.6リットルだ。
日本仕様のオーリスは、1.5リットルと1.8リットルのガソリンエンジンだけを用意。現時点で、欧州仕様のガソリンエンジンの詳細は公表されていないが、1.33リットルは欧州向けの『ヴィッツ』(現地名:『ヤリス』)や『iQ』と共通のユニットで、最大出力はヴィッツの場合99ps、iQの場合97psを発生する。
1.6リットルは、欧州仕様の先代オーリスから継承されるユニットの可能性が高い。このエンジンはバルブマチックを採用しており、先代の場合、最大出力は132ps、最大トルクは16.3kgmだった。
新型オーリスの欧州仕様は、フランスで9月末に開幕するパリモーターショー12で初公開。欧州ではディーゼルエンジンの人気が高いが、欧州トヨタは「ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドがそれぞれ3分の1を占めるだろう」と予想している。