メルセデスベンツのハンガリー新工場、生産増産を計画か

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メルセデスベンツのハンガリー新工場
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  • メルセデスベンツのハンガリー新工場の生産倍増計画を伝えた『Napi Gazdasag』

2012年3月末、新型『Bクラス』の生産を開始したメルセデスベンツのハンガリー新工場。同工場が、生産台数を倍増させる可能性が出てきた。

これは8月16日、ハンガリーの『Napi Gazdasag』が報じたもの。同メディアがメルセデスベンツの関係者から得た話として、「ハンガリー工場の生産能力を2015年までに、年間30万台へ引き上げる計画がある」と伝えたのだ。

同工場はダイムラーが8億ユーロ(約875億円)を投資して建設され、ハンガリー中央部のケチケメートに位置。メルセデスベンツのコンパクトカーの生産拠点に位置づけられ、2012年3月29日、新型Bクラスの生産を開始した。

同工場の年産予定台数は、約15万台。同メディアの報道が事実なら、2015年までに生産台数を倍増させる計画となる。

この背景には、新型Bクラスの販売が好調なことがある。さらに同工場では、新型『Aクラス』の派生車種、『CLA』クラスの生産も決まっている。ドイツのラスタット工場でのBクラスの生産を補完する役割を担うハンガリー新工場だが、生産倍増が実現すれば、その役割の重要度はさらに増すことになりそうだ。

《森脇稔》

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