米ホンダ、アースドリーム パワートレーン量産開始

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「アースドリーム」エンジンの量産を開始したホンダの米国オハイオ州アンナ工場
  • 「アースドリーム」エンジンの量産を開始したホンダの米国オハイオ州アンナ工場
  • 「アースドリーム」トランスミッション(CVT)の量産を開始したホンダの米国オハイオ州ラッセルズポイント工場

ホンダの米国法人、アメリカンホンダは8月16日、米国オハイオ州のアンナ工場とラッセルズポイント工場において、「アースドリーム」(EARTH DREAMS)パワートレーンの量産を開始したと発表した。

アースドリームは、ホンダの次世代環境技術の総称。このアースドリームをエンジンやトランスミッションなどのパワートレーンに導入することで、ホンダは3年以内に各カテゴリーで燃費トップを目指すとともに、2020年までに全世界で販売する製品のCO2排出量を2000年比で30%削減させる目標を掲げている。

今回、米国で初の量産開始となったアースドリームパワートレーンは、北米向けの新型『アコード』(日本名:『インスパイア』)に搭載。アンナ工場では、直噴4気筒ガソリンエンジンとV6ガソリンエンジン、ラッセルズポイント工場では、CVTと6速ATの生産がスタートした。

アンナ工場のジョン・スポルトマン工場長は、「この次世代パワートレーン技術が、動力性能と燃費を大幅に向上させる」とコメント。ホンダトランスミッション工場(ラッセルズポイント工場)のゲーリー・ハンド工場長は、「我々の従業員は、最高の品質を備えた新しいCVTと6速ATをお届けできることを心待ちにしている」と述べている。

《森脇稔》

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