パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムの練習走行1日目が米国現地時間8月8日朝から行われた。
パイクスピークのコースは全長約20km。練習走行ではそれを3つのパートに分け、3日間かけて走行する。
市販車と同じ仕様の『Mitsubishi i』(日本名『i-MiEV』)で出場する女性ドライバーのベッキー・ゴードン選手は2回の走行を終え「マシンは何も問題がなくとても良いフィーリングで走ることができた。急勾配にも関わらず力強く坂道を上っていくMitsubishi iのパフォーマンスに改めて驚いた」とコメントした。
『i-MiEV Evolution』で出場の増岡浩選手は1回目の走行で積極的なアタックを見せクリア。しかし、2回目の走行でコースアウト、マシンのフロント部分にダメージを受けた。
「左コーナーへのブレーキングミスでコースアウトしてしまった。それまでとても調子が良かっただけに残念」とこぼした増岡選手。マシンはガレージへと運ばれ、8月12日のレース本番に間に合わせるため、三菱自動車チームのスタッフが修復作業にあたっている。